旬な話題と「小回り」

お久しぶりにブログ形式で書いてみようと思います。
(こちらの記事は2018年3月24日に書いています。)

スケジュール帳業界(カレンダー業界)で少し前からとても話題になっているのは、
新しい元号と祝日
についてです。

これらの業界は数年先のカレンダー・スケジュール帳の製作をしているのが一般的。
なのにみなさまもご存知の通り、現在、2020年の祝日は正式に発表されていないのです。

「軌跡手帳」では通常、元号を使わず、西暦のみで表示しています。これなら元号の影響は受けません。(もちろん元号記載のご希望があれば対応します)
しかし、祝日がわからないとなると困ります。とはいえどうしようもないので、現時点でわかっている情報(つまり、これまでと同じような祝日の設定)で表示させていただいています。

他の業者さんとの大きな違いのは、「軌跡手帳」の場合、極力リアルタイムで情報を反映できる、ということです。

一般的にカレンダーやスケジュール帳は、大量に製作するため、その分データ作成や印刷、製本等にそれなりの時間が必要となります。仮に元号や祝日が決まらないとするとどうでしょう。印刷のためのデータが確定できないわけですから、製作のための作業が早い段階でストップしてしまいます。だからこそ「早く決めてほしい」というのが切実な思いなのです。
しかし「軌跡手帳」は、元々フルオーダーメイド手帳、つまり、一人ひとりのために1からデータを作り、印刷・製本するサービスです。したがいまして、祝日が決まりさえすれば3週間後にはそれが反映されたスケジュール帳をお渡しすることができるのです。この「小回りが効く」ところがこのサービスの大きなメリットなのではと考えています。

実は、業界の方からはこの“1冊からのオーダーメイド手帳”というサービスについて非常に驚かれます。どのように運用しているのか?と聞かれることもあります。実際はとても地道なことをしているのですが、これも「小回りが効く」ことが理由だと思っていますが、これはまた別の機会があればお話することに致します。